focus on 002
お久しぶりです。春菜です。『focus on』の2番目の作品、『青に抱かれて』をアップしました! どこか危うげに見える女性を、その人を想う人が見たら、というイメージで書かせていただきました。
眠れない夜って言ったっていつの間にか眠っていて、知らないうちに朝が来ている。寂しくたって毎日毎日やる事があって、そうしているうちに夜になる。一人、布団に入っても、自分の体温で温められた毛布は冷たくない。そんなもんなんだ。だけど、それがすごく、切ない。 #twnovel
— 篠崎春菜 (@shinozakiH_180) 2016年9月8日
ついのべとして書くときは一応、その人本人の一人称の視点で書くように、というのが自分で心がけていることなのですが、それが短編にするとなるとまた違ってくるんですよね。『focus on』ではどこかに居るであろうその一人に注目して、というのがテーマ。ということであればアプローチの仕方は色々あって、書き慣れたようにその人の一人称視点で書くのも表現の手法ですし、他の人が見るその人を書くというのもその手法かなと思います。焦点の当て方、いろいろ考えていきたいです(*´ω`*)
focus on 清良
このお話は人よりも少し、世の中を生き難い女性に焦点を当てて書きました。生き難いからこそ、自然に焦がれる清らかさを持つ人であってほしいと言う思いを込めた名前になっています。きっと誰でも、生き難いなと思ったり、一人になりたいと思ったり、そういうことがあるのではないでしょうか。そういう心に寄り添うことができるような、少しさみしくて、切ない話になっていればいいなと思います。