180°→memo

ここは小説サイト「180°の白と黒」 の日記スペースです。本館へはProfileの欄からどうぞ。

focus on 087

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 こんばんは。お久しぶりです。今回は『focus on』の87番目『運命に焦がれる』をアップしました。
 人を好きになったり、好きになってもらってお断りをしたり、好意というのには少なからずエネルギーが必要です。歳を経るごとにそこにエネルギーを注ぐのが難しくなったり、絶対的じゃないその関係が怖くなったりする。それなのに恋をする気持ちというのは思い通りにはいかない。そういう思いを今まさに自覚した、そんな女性のお話です。

focus on 朱羽

 彼女の名前を考える時、最初に浮かんだのは赤。情熱の色です。口や頭では現実だけを見ているようでいて、それは自分を言い聞かせようとしているだけ。本当は真実の愛や運命や、そういう熱いものに焦がれている。いつか内に秘める心と愛情を惜しげなく注ぐ相手と巡り合い、その人の元へ行けますように。

focus on 019

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 こんばんは。お久しぶりです。今回は『focus on』の19番目『息苦しさ』をアップしました。
 今回のお話は、苦しいお話です。恋をして、それが実ったとして、現実の世界は物語の中のようにそれで終わりではありません。その先どこまで一緒に居られるのか? フィクションの世界ではお付き合いをしてハッピーエンド、というものも多いですが、現実ではそこから先がもっと大変。そんな現状に悩む女の子の話です。

focus on 杜和

 今まさに、理想と現実のギャップに悩んでいる人。彼女はどこにでもいるような、恋愛に夢中になって、悩んで、頑張っている女の子です。お話自体はとても苦しいですが、自分の子に苦しい名前を付ける親はいないよな、と思い、悩んでつけた名前です。「杜」という字はカキツバタ(杜若)からとりました。花言葉は「幸福は必ず来る」。今の恋人とかもしれないし、先の恋人とかもしれない。けれどいつか、悩んで頑張った分の幸福が彼女に訪れますように。

「気になるついのべを教えてください」アンケート

 お久しぶりです。
 近頃、ついのべの更新が割とはかどっているな、と思っております。執筆意欲も随分戻ってきて、創作が改めて楽しいなと感じています。とっても楽しいです!
 そこで、「気になるついのべを教えてください」アンケートを始めました。トップページと『focus on』の一番上にアンケートへのリンクを設置しています。よろしければご協力お願いいたします(*´ω`*)

第152回フリーワンライ「シガーキス」


 こんばんは。本日は久々にフリーワンライの企画に参加させていただきました。最後に参加させていただいたのが第39回。今は152回だそうです。凄く長く続いている企画ですね。今回も楽しく書かせていただきました。
 短編を『focus on』以外で書くのは本当に、2年ぶりくらい。かなり久々です。

 さて、今回選んだお題は第152回から「シガーキス」です。タイトルもそのままいただきました。
 香りやにおい、というのは書きようによってはとても艶っぽい感覚だと思います。どの感覚もそうですが、嗅覚というのは普段意識しない分殊更に色気を込められると思っていて、私はつい香りの表現を入れてしまっているような気がします。今回はそれをあえて全面に出して書いてみました。

 このサイトに上げた3本目の短編である『私の為に死んでください』。あの作品は恋愛ものとして私が書いた中でも当時とても珍しい作品でした。演劇部という設定とも相まって表現が少々オーバーで、青春っぽい恋愛ばかり書いていた私にしては珍しく艶っぽさを出していて。2011年、高校生の私が書いた最大限の艶っぽさ。思い返せばあの作品の中にも香りの表現が出てきていますね。
 あの頃は「なんてらしくない話を書いたんだ! 恥ずかしい! よく書けたと思うし上げるけど! 超恥ずかしい!」と、本気で掲載を悩んだほどでした(笑) それが今は、こういう感情表現を生き生き書いている自分がいます。変化ってあるものですね。あの頃以上の色気を込められているといいのですが……(笑)
 よろしければ、成長も感じて読んでいただけると嬉しいです。

focus on 055


 こんにちは。こんなに早く更新できるとは思っていなかったので、なんとなく自分でも満ち足りた気分になっています。本日は『focus on』の55番目『寄り添って』をアップしました。
 この話はいつもの『focus on』と違って、ついのべの内容を引き延ばすのではなく、それを踏まえての和美という女性を描きました。ついのべと今回の書下ろしと、両方から彼女を感じ取ってほしいです。

focus on 和美

 この話を書く上で、彼女は今まで書いた誰よりも普通の人でなければなりませんでした。彼女には彼女しか知らない経験と気持ちがあって、それを乗り越えて今の彼女がある。誰にでも言えるそのことを表現するなら、彼女は普通であってほしかった。人並の苦い経験と、幸せな経験と、成長をしてきた人であってほしかった。そしてそれを踏まえて、特別なほど穏やかな人になれたのだと、そういう人であるように。

focus on 057

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 お久しぶりです。春菜です。本日は『focus on』57番目の作品、『口紅』をアップしました。人に口紅を施してもらうというのは、どこか艶やかなものを感じますね。
 今回のお話は少し身分に差のある二人のお話。けれど身分がどうしても二人を阻んでいるというわけではなく、二人が二人とも、今を惜しんでいる様子を描きました。仄かに潜む依存とずるさを感じていただければ幸いです。

focus on 朝美

 彼女の名前は花の名前から付けました。アーティチョーク、別名チョウセンアザミ花言葉は「そばにおいて」。儚いというよりは温かくて、叶わないというほど叶わない恋ではない。手が届くのか届かないかわからないこの距離も、まだ失うには惜しい。けれど、そばにいてほしい。そんな、彼への気持ちを込めて。

久々に手芸を

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 「うさぎを作ろう!」と言われ、久々に針と糸を触りました。とはいえぬいぐるみなんていう高度な立体物を作る腕はないので、とりあえず丸々したものを作れればいいかな、と思い、しかし丸々したのもを作ってどうするんだ? となったので、お尻をマイクロファイバーにして、スマホやDSの画面を拭けるようにしてみました。

 黄色の布地で4つの柄を詰め込んだカットクロスの詰め合わせが380円くらいで売っていたので、お手軽だな、と思ってそちらを利用。最初はバンダナ柄で作ろうと思っていたのですが、さりげなく入っているリボンの柄の可愛さに惹かれてこちらの布を使ってみました。

 手芸をよくするわけではないので細かい荒は目立ちますが、初めての立体物にしてはなかなかの出来で満足です(*´ω`*)